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多くの良心的知識人は口を閉ざしてしまっている。
台風が通り過ぎるのをじっと待っている。
大局的に見て、いまは沈黙を守るべき時期だと考えているようだ。
それは、社会のための良質な資産を、破壊から守ることが
とりあえず必要だからだ。
政治の世界ではタレント候補、スポーツ候補も、また、二世、三世も、そして右翼も。
高齢者にとってみれば、二世三世候補は、あの人の子供か、孫かと
ある種の感慨も湧くのであるが、
若い人にとっては、それはただの情報であって、あまり関係のないことなのかもしれない。
そして高齢者は死んでしまい、古い時代の、権力者にとって不都合な経緯は抹消される。
知性を笑う時代がまだ続く。
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