“ 先日、お昼休みにアルジェリア出身の研究者とナイジェリア出身の学生さんと一緒に食堂にゆくという、一生のうちもう二度とないだろうという機会に、誰もが中学時代に考えたであろう質問をしてみた。 「君らの国って、名前が似てるけど何か関係あるの?」 「はぁ?」と二人。 アルジェリア出身「アルジェリアのAlはアラビア語の定冠詞で、ジェリアは島々みたいな意味だよ」 ナイジェリア出身「ナイジェリアの国名はニジェール川に由来しているんだ。隣国はニジェールだし」 僕「なるほど。ぜんぜん関係ないのか―」 さらに僕から

先日、お昼休みにアルジェリア出身の研究者とナイジェリア出身の学生さんと一緒に食堂にゆくという、一生のうちもう二度とないだろうという機会に、誰もが中学時代に考えたであろう質問をしてみた。
「君らの国って、名前が似てるけど何か関係あるの?」
「はぁ?」と二人。
アルジェリア出身「アルジェリアのAlはアラビア語の定冠詞で、ジェリアは島々みたいな意味だよ」
ナイジェリア出身「ナイジェリアの国名はニジェール川に由来しているんだ。隣国はニジェールだし」
僕「なるほど。ぜんぜん関係ないのか―」
さらに僕から説明。
「日本語では『ある』がexist, 『ない』はnot existだから、『ジェリア』が有るのがアルジェリア、無いのがナイジェリアなんだろうな、とつい思ってしまうんだよーw」
ここで、ある程度日本語を知っているアルジェリア出身研究者、腹を抱えて大爆笑。