回り歌

我々は日本語をもっと大切にし、伝統的な言葉を見直すべきかもしれない。
紀志伊こそ 妻を御際に
琴の音の 床には君を
待つぞ恋しき
この歌は、ワカヒメが恋しいアチヒコに送ったものだ。
逆に読んでみたまえ。全く同じだ。これを回り歌という。
これほど美しい回り歌を作れるのは日本語だけだろう。