勝者は子供を作らず
たとえば富裕で知能の高い白人
敗者は子だくさん
たとえば貧困で知能も低い有色人種
優勝劣敗と適者生存、
適者が子孫を残すというドーキンスなどの説も
あてはまらない事例である
あてはまるとすれば、
貧困で知能も低い有色人種が実はアメリカ社会で勝者であるとの解釈である
子供にめぐまれ
家族と共に生きることが勝者の印である
といえるのかもしれない
優勝劣敗というが
これまで争いに勝ったものが餌をたくさん取り、子孫をたくさん残すと
自然に考えられてきた
メスは優秀なオスを探して
自分のこともが優秀になるように努力するといわれてきた
しかし
実際にはそんなことはない
優秀と言われている雄と雌は子供を作らないのである
遺伝子はそこで途絶える
遺伝子の繁殖戦略としては全くの敗北である
それが現実に出現しているのだから
どうにも理解しにくい
優秀と今の社会で言われているが実は優秀なのではなく
奇妙なだけの存在なのかもしれない
自分で自分の遺伝子を滅ぼすような存在は
生物の歴史の中では奇妙だと言わざるを得ない