原子力被害における連帯はあるのか

8月6日であり
甲子園で高校野球が始まり
広島では被爆の悲しみがまた思い出される
しかしその一方でたとえば青森県六ケ所村がある
六ヶ所高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター。日本の電力会社は使用済み核燃料の再処理を英仏両国に委託しており、再処理で発生した高レベル放射性廃棄物のうち、フランスからのものは2007年3月までにすべて返還され、イギリスからは2010年3月に初返還されている
このようにして六ケ所村に一時的に貯蔵されている高レベル放射性廃棄物というものは、
今現在進行している被害そのものではないだろうか
広島が悲しい思いをした人と
六ケ所の未来を心配する人は
連帯しているだろうか
過去を弔うことは大切なことである
しかしまた同時代を生きる人間が何をしているかを見て感じることも大切なのではないだろうか
高レベル放射性廃棄物のことなら心配ないよ、平和利用の産物だし、未来にも被害を与えることはないよと
楽観していいものなのだろうか