明治時代の輸入概念と言葉 right

法の支配で思い出したのだが、
英和辞典で right を見てみると
コアの意味
規範・基準になるものにかなっていて「正しい」
主な意味
(道徳上・一般通念からみて)正しい、正当な、正義の、正しくて、当然で、間違いのない、正しい、正確な、適当な、適切な
right1として
正しい
正義の
正確な
間違いのない
適切な
整っている,整然とした
健康な; (精神的に)正常な,正気の
〔頭が〕正常で,正気で
表の,正面の
直角の
(道徳的に)正しいこと,正当; 正義,正道,公正
権利; 正当な要求 
〈…する〉権利.
本来の状態,正しい状態.
真相.
right2として
 右の
「正しい、正義」と「権利」が同じ言葉であるということは重要なことではないだろうか。
権利ばかり主張して義務を果たさないと日本語で言うのだが
その場合の権利はrightで意味するものと同じだろうか
「rightを主張しすぎる」などとは考えられないのではないだろうか
対応する日本語も right の全部の意味を含むものであったら、
思考・思想もいまとは違ったものになったかもしれない。
このような例はほかにもあるように思う。