Chouinardや伊豫らは抗精神病薬惹起性過感受性精神病を提唱し、これが治療抵抗性統合失調症の一因としている。過感受性精神病の病態生理は遅発性ジスキネジアと同様であり、神経伝達物質受容体が抗精神病薬により拮抗された際にシナプス後の受容体がアップレギュレートされ過感受性を獲得する。過感受性は薬剤の減薬時、スイッチング時に顕在化されやすい。

Chouinardや伊豫らは抗精神病薬惹起性過感受性精神病を提唱し、これが治療抵抗性統合失調症の一因としている。過感受性精神病の病態生理は遅発性ジスキネジアと同様であり、神経伝達物質受容体が抗精神病薬により拮抗された際にシナプス後の受容体がアップレギュレートされ過感受性を獲得する。過感受性は薬剤の減薬時、スイッチング時に顕在化されやすい。