無垢の信頼心は、罪の源泉なりや

神に問う。信頼は罪なりや。果たして、無垢の信頼心は、罪の源泉なりや。【人間失格】太宰治
たしかに。一種の罪というべきですね。
無垢の信頼心は、他人に、悪のきっかけを与えてしまいます。
お腹のすいた人に対して、ごちそうを放り出すようなものです。
人は、隙を見せない、脇を締める、その上で、無垢の信頼心を保つべきなのです。
しかしそれは難しい。
だから一人ではいないようにして、
あなたが無垢の信頼心を持つとしたら
パートナーには現実的な安全確保の仕事をしてもらうのです。 
難しい世間ですが、
それが我々老人の知恵なのです。