高齢者のうつ病の特徴

ここ数年目立ってきたのが、「孫離れうつ」ともいえる現象だという。両親が共働きのため、孫の面倒を見ていた祖父母が、孫の成長とともに役割を失い、うつになるパターンだ。
「今後、独居高齢者の増加とともに、『孤立うつ』が問題になるだろう」
高齢者のうつ病の特徴
・身近な人や役割の喪失による発症が多い
・「老老介護」のストレスが引き金にも
・体の痛み、めまいや耳鳴りなど身体症状に出る「仮面うつ病」が多い
・心配性で体の症状を気にしすぎる「心気的」な傾向が強い
・不安や焦燥感が強い
・妄想を抱きやすい
・認知症と見分けるのが難しいこともある