Categories 未分類 谷川俊太郎 / 手紙 「時」 2016年2月24日 by smapg “ あなたは二匹の うずくまる猫を憶えていて 私はすり減った石の 階段を憶えている もう決して戻ってこないという その事でその日は永遠へ近づき それが私たちを傷つける 夢よりももっととらえ難い一日 その日と同じように今日 雲が動き陽がかげる どんなに愛しても 足りなかった ” 谷川俊太郎 / 手紙 「時」