"人生は不公平である。
しかしまた、誰にとっても人生は不公平であると誰もが感じているという点では公平である。"
人生は不公平である
と
「人生は不公平である」という感覚は公平である
とは
位階の違う陳述である
だから矛盾はないようである
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全ては無常である
常なるものは何もない
常に真実であることは何もない
とい仏教でいう場合、
「全ては無常である」という陳述自体は常に真実であるという矛盾を含んでいる
これは「全ては」という部分が、その陳述自体を含むことが
自己言及矛盾となるからである
この陳述以外はすべて無常である
とすれば矛盾は回避できる