520人が犠牲になった日航ジャンボ機墜落事故は12日、発生から30年を迎えた。遺族らは早朝から、墜落現場の群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」に慰霊登山し、亡くなった家族や親族らを追悼するとともに空の安全を願った。 日本航空によると、遺族の高齢化のため登山者は年々減っている。日航の集計では、命日の慰霊登山の人数は事故20年の節目だった2005年の103家族405人をピークに減少。昨年は68家族226人だった。事故30年の今年は正午までに75家族302人が慰霊登山をした。 事故は1985年8月12日に発生した
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