20年前、大蔵省(当時)のキャリア官僚らが金融機関から高額の接待を受け、その見返りに金融検査の日時などを漏らした事件がありました。東京地検による家宅捜査を受け、柱の陰に隠れて震えていた大蔵省幹部のことを思い出します。今回、財務省が認めた学校法人・森友学園との国有地取引に関する決裁文書などの改ざんは、かつての接待汚職事件よりはるかに問題の根が深いのではないかと感じています。

“ 20年前、大蔵省(当時)のキャリア官僚らが金融機関から高額の接待を受け、その見返りに金融検査の日時などを漏らした事件がありました。東京地検による家宅捜査を受け、柱の陰に隠れて震えていた大蔵省幹部のことを思 … Read more 20年前、大蔵省(当時)のキャリア官僚らが金融機関から高額の接待を受け、その見返りに金融検査の日時などを漏らした事件がありました。東京地検による家宅捜査を受け、柱の陰に隠れて震えていた大蔵省幹部のことを思い出します。今回、財務省が認めた学校法人・森友学園との国有地取引に関する決裁文書などの改ざんは、かつての接待汚職事件よりはるかに問題の根が深いのではないかと感じています。