高次脳機能障害は、脳の機能が低下し、感情のコントロールができなくなったり、物事に集中できないといった症状が現れたりする。重度になると10~15分前の記憶をなくしてしまう。障害が周囲の人に認識されず、引きこもりや自殺に追い込まれる例もあるという。  こうした事情を背景に、2009年8月、同センターは窓口を設置。電話やメールで相談を受け、地域の福祉サービスの紹介、障害者手帳の申請などを助言している。

病気や事故で脳に損傷を負い、認知障害を引き起こす高次脳機能障害について、兵庫県の支援拠点、県立総合リハビリテーションセンター(神戸市西区)に寄せられる相談件数が増加し、本年度は4千件を超す見通しとなった。3年前の2倍以上 … Read more  高次脳機能障害は、脳の機能が低下し、感情のコントロールができなくなったり、物事に集中できないといった症状が現れたりする。重度になると10~15分前の記憶をなくしてしまう。障害が周囲の人に認識されず、引きこもりや自殺に追い込まれる例もあるという。  こうした事情を背景に、2009年8月、同センターは窓口を設置。電話やメールで相談を受け、地域の福祉サービスの紹介、障害者手帳の申請などを助言している。