ここ数カ月、不動産にまつわる本が書店に増えてきた。しかも、どれも内容はお先真っ暗の市場の未来だ。 『2020年マンション大崩壊』(牧野知弘/文春新書)は、不動産開発・運用アドバイザーによるもので、少子高齢化と供給過剰が原因となって空き家問題は2020年東京オリンピックのフィナーレとともに暴発するという。 『あなたの不動産が「負動産」になる』(吉田太一/ポプラ新書)は、遺品整理屋兼不動産業者である著者が、「数年前まで『売れない不動産はない』と言い切っていた不動産屋も、『売れない物はいくら値段を下げても売れ
ここ数カ月、不動産にまつわる本が書店に増えてきた。しかも、どれも内容はお先真っ暗の市場の未来だ。 『2020年マンション大崩壊』(牧野知弘/文春新書)は、不動産開発・運用アドバイザーによるもので、少子高齢化と供給過剰が … Read more ここ数カ月、不動産にまつわる本が書店に増えてきた。しかも、どれも内容はお先真っ暗の市場の未来だ。 『2020年マンション大崩壊』(牧野知弘/文春新書)は、不動産開発・運用アドバイザーによるもので、少子高齢化と供給過剰が原因となって空き家問題は2020年東京オリンピックのフィナーレとともに暴発するという。 『あなたの不動産が「負動産」になる』(吉田太一/ポプラ新書)は、遺品整理屋兼不動産業者である著者が、「数年前まで『売れない不動産はない』と言い切っていた不動産屋も、『売れない物はいくら値段を下げても売れ