“SNSを始める人が最も強く学ぶべきは、「言わんでいいことを言わずに飲みこむ術」ではないかと思う。 「相互発信できる手段を手に入れたからには、使わないと損」 「刀があるんだから斬りかからないと損」 って考え方の人が、相手も選ばずに斬りかかる。”

“SNSを始める人が最も強く学ぶべきは、「言わんでいいことを言わずに飲みこむ術」ではないかと思う。 「相互発信できる手段を手に入れたからには、使わないと損」 「刀があるんだから斬りかからないと損」 って考え方の人が、相手 … Read more “SNSを始める人が最も強く学ぶべきは、「言わんでいいことを言わずに飲みこむ術」ではないかと思う。 「相互発信できる手段を手に入れたからには、使わないと損」 「刀があるんだから斬りかからないと損」 って考え方の人が、相手も選ばずに斬りかかる。”


抑止力

“僕の知ってる社長さんは、愛人と別れても半年間はそれまでのお手当てと同じ金額を「次を見つけるまでの準備」として支払い続けることにより、「もらってる間はさすがに暴露しづらい」と「半年も経てば溜飲下がる」という2つの抑止力が … Read more 抑止力


フランクル『夜と霧』、エリ・ヴィーゼル『夜』、プリーモ・レーヴィの『アウシュヴィッツは終わらない』『溺れるものと救われるもの』といったテクストだ。  それぞれのテクストには書き手の個性が刻印されている。『夜と霧』のフランクルはウィーン大学の大インテリ。記述はきわめて冷静であり、こういう言い方は誤解を生むかもしれないが、アウシュヴィッツという「異文化」を体験した人間の心理学的なレポートを読んでいるような気がする。『夜と霧』の原題はそのニュアンスをよく伝える。『ある心理学者の経験した強制収容所』というのだ。

採録ーーー「サナダムシが歌うダンテ」  このところ、アウシュヴィッツ体験者の文章ばかり読んでいた。フランクル『夜と霧』、エリ・ヴィーゼル『夜』、プリーモ・レーヴィの『アウシュヴィッツは終わらない』『溺れるものと救われるも … Read more フランクル『夜と霧』、エリ・ヴィーゼル『夜』、プリーモ・レーヴィの『アウシュヴィッツは終わらない』『溺れるものと救われるもの』といったテクストだ。  それぞれのテクストには書き手の個性が刻印されている。『夜と霧』のフランクルはウィーン大学の大インテリ。記述はきわめて冷静であり、こういう言い方は誤解を生むかもしれないが、アウシュヴィッツという「異文化」を体験した人間の心理学的なレポートを読んでいるような気がする。『夜と霧』の原題はそのニュアンスをよく伝える。『ある心理学者の経験した強制収容所』というのだ。


二十歳のころに書いた文章とアルツハイマー病の発症に相関関係

“二十歳のころに書いた文章と何十年もたった後のアルツハイマー病の発症に相関関係がある。 成人した頃の、ひとつの文章にどれだけの情報を簡潔に集約するかという「情報密度」の高さが、高齢になった時の認知能力と一致す … Read more 二十歳のころに書いた文章とアルツハイマー病の発症に相関関係