グローバリズムの中で生きている


家ではアップルのコンピュータ、スマホはアイフォン、会社ではDellのPCとwin10、買い物はアマゾン、ネットフリックスを契約して映像を楽しみ、グーグルで検索し、ツィッターとフェイスブックとインスタグラムが大好き、そのおかげで個人情報も会社情報もアメリカの情報局に吸い取られ、レストランでアメリカの牛肉と大豆を食べさせられ(もちろん牛丼屋も)、年金のためにお金を払いながらも年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は株を通じて資本家に巨大な利益を移転し(2018年10~12月期の運用損失が14兆8039億円だから、誰かが儲けている、その誰かの一部はアメリカにいるに違いない、税金も取らないで丸儲けさせている、当然機嫌が良くなるはずだ)、税金を払っているのになぜだか国の借金ばかり増え(現在で1000兆円を超え、国民一人あたり860万円、アメリカからポンコツを買って防衛費として巨大支出)、東京の不動産は外国人に買い集められ(安全保障上の重大問題ではないか、しかしまた、都心部にアメリカの資本家と中国の資本家が不動産をたくさん持っていれば、千代田のお城と国会と三菱は安泰で、これが一番の安全保障かもしれないと言われる)、政治家も学者もスポーツ選手も指導者となるような階層はアメリカに留学してアメリカ人脈に組み入れられアメリカの先生の子分になる(たとえば小泉進次郎)、日米安保・地位協定で日本に指令が来て、自民党も野党も官僚もその下請けでしかない、これほどまでにグローバル資本主義(上記全部アメリカの儲け)に貢献していながら、グローバル資本主義は悪い、日本が好きだと口だけ言う。

アメリカに利益を供与する案件について批判すると、野党が政権をとったときにブーメランとなって自分に突き刺さるので、話題にしない。自民党も野党も官僚もマスコミも裁判所もすべてはアメリカの犬なのだ。その点では国内問題に批判を集中したい。そこで森友、加計、文書偽造、統計改ざんなどは批判しやすい。しかし批判されたはずの財務省あきえ案件問題、文科省医学部裏口問題、下村、甘利、稲田、その他問題はもう忘れられつつある。なんと忘却の速いことか。次々に起こる国内問題を浅くだけつついて、次の話題に移れば、大怪我をしないでプロレス興行ができる。安倍政権はアメリカからの司令を法律にして強行採決を続けているが、野党も政権与党になれば同じことをするはず。

こうした状況を見れば、「アメリカは日本の誰を使うか」から脱却して、日本はアメリカ大統領府とアメリカ議会に影響力を持ち、長期計画で日本の人権と民主主義と平和主義をアメリカ行政府とアメリカ議会とアメリカマスコミに浸透させていく必要がある。ポンコツを買う軍事予算があったらきっぱりやめてそのために使いたい。どうせアメリカの誰かがお金を受け取るのだからいいのではないか。
外国に売ろうとした原発はキャンセルされた。売るものがない。これからも観光客を増やして、笑顔を売って媚びるしかないのか。外国人の残してゆく性病に順番に感染、そして何年もかけて治療しないといけない。

日本が好きだろう、だから私の言うとおりにしなさいと、飛躍してしまう人たち。日本が好きだ、だから自分はその主義を貫くというのはいいのだが、だから他人は私に従えというのが飛躍だ。

一方で、100金ショップで東南アジア製品を買いつつ、一時は韓流ブームに踊り、今は嫌韓ブームに流され、ロシアも中国も悪い国だとマスコミは流し続ける。

グローパリズムの下部構造(現実の政治的経済的諸関係)を生きているナショナリストの上部構造(精神構造)はどうなっているのだろう。不明。