Categories 未分類 君かへす朝の敷石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ 北原白秋 2019年1月16日 by smapg 君かへす朝の敷石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ 北原白秋 見送るため外に出ると、朝の舗道には一面に雪が降り敷いていた。まだ誰も通っていない敷石に、あなたの足跡だけがくっきりと黒く残ってゆく。あなたを包むように降る雪よ、降るなら、林檎の香りのように降っておくれ