素朴な話、リビドーが低下すると、まず性欲はなくなる、これは分かりやすい
しかし命が危険になるとかのときに性欲が亢進して種の保存を個体の保存に優先するという場合もあるだろう
それは緊急事態
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リビドーが低下した時、睡眠は、うまく取れなくなる
たいていは不眠になる
しかし元気が無いんだから眠り続けるというのが分かりやすいし
眠り続けたほうが充電にもなっていいはずだ
不眠で体力を消耗していたらますますリビドーを消耗してしまう
ここのところは、リビドーを供給して、やっと良好な睡眠を維持しているのだと思う
睡眠はいろいろな原因で邪魔されるものだ
繊細な積み木細工のようにやっとのことで奇跡的に良く眠れている
少しのことで、しかも、様々な原因で、睡眠は邪魔をされてしまう
そして多少の邪魔ならば、リビドーを供給して補うことで、睡眠が維持されているような気がする
だからリビドーが低下すると睡眠がとれなくなる
元気が無いから眠れない ということになる
眠れないから元気がなくなるというのは分かりやすい話だが
それは話の半分だろう
不眠と過眠で反対の状態が起こっているのかといえばくっきりとそのように言えるわけでもない
非定型うつ病では過食、過眠などの特徴があり、
定型的うつ病で見られる不眠、食欲不振とは逆になる。
憂うつとか意欲減退、興味消失は共通している。
躁病での睡眠不足とうつ病での睡眠不足も方向が違うものと考えられる
躁病の場合は、リビドーが充分なので、短時間睡眠で充分回復するのだろう
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リビドーが低下した場合、食欲は減退する
しかしまた一方で、危機に備えるため、また、回復を志して、なるべく食事を取ろうとすることもあるだろう
消化吸収はそれ自体、大変なカロリーを消費するひと仕事なのだから
億劫なときには後回しにしたい気持ちもわかる
食事も喉を通らないというのはだれでも経験する
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リビドーがたくさんあるときは
個体保存と種の保存
リビドーが普通くらいの時は
主に個体保存
リビドーが極端に少ない時は
種の保存を優先する場合もある
というような分類もできるのかもしれない
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リビドーがないから不眠になるという点が面白い