ネット時代の知性風土・感情風土
読む側の事情
有料情報を求める人は少ない
無料情報を誰が時間を割いてなぜ書いているのか考えない
書いている人も多分善意の素人だろうと信じる
自分にとって不快で理解しにくい情報を分析する習慣はない
わかりやすさ、感情的興奮が第一となる
違う視点よりもむしろ自分の知っている思考回路をなぞって肯定するものを読みたがる
書く側の事情
ただで書くよりはお金がほしい
お金を出せるのは大企業と右翼と広告代理店である
短く感情に訴える
日本バンザイは日本語で書くとすれば一番お金になりそう
同じことを何度繰り返しても繰り返し喜んでもらえる話題と読者層がいる
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お金を出す人、書く人、読む人の三角関係が安定して存在している世界
広告と同じ構造
ある種の主張があっても、お金を出す人がいなければ、広がりにくいという側面はある