弱いもののために汗を流すことは 強い者同士で酒を呑むことよりも 楽しいことだ

大雨が大災害になりつつあった夜、「赤坂自民亭」が開かれていた。法務大臣がサインして、次の日はオウム関係者の死刑執行予定だった。
参加した自民党議員西村氏が写真を撮影してSNSで流した。
小野寺防衛大臣は「赤坂自民亭に出席しながら指示出してた」と発言し、そのあとで、撤回した。「準備はできていたが、支持を仰ぐ状況はなかったので、指示は出していない」とのこと。平たく言うと、「嘘でした」と認めた。
写真には選挙で選ばれた立派な皆さんの、立派なご様子が刻み込まれている。大災害が近づいている、あしたは大量の死刑執行、そのときにみんなでお酒を飲んでいる。
ーーー
国会議員は、投票によって選ばれたのであるから、正しいのだと言い張ることができる。
そしてまた次の選挙でも当選すれば、やはり私は正しいのだと言うことができる。
この人達は多分また当選するのだろう
ーーー
強い者が集まり強い者同盟を作り自分たちの優位を永続させようと策を練る
その中にいて自分は強い者の仲間だと確認するのは
階級社会を作る生き物としては当然のことなのだろう
強い者同士で酒を呑むことは楽しいことらしいとは推測できる
しかしまた一方で、人間の本性として、
弱いもののために行動したときの心地よさというものもある
弱いもののために汗を流すことは
強い者同士で酒を呑むことよりも
楽しいことだと思うのだがどうだろうか