“ 私が思う必要な訓練は 「知らない人についていかない」といった言い聞かせではなく 知らない人に誘われたら、「誰かに言ってくる!」と答えて、 誰かに言いに行く。 という訓練だと思うのです。 小学校でも、幼稚園でも、 先生:「知らない人に道を聞かれたら?」 子供達:「待ってて、誰かに言ってくる!」 →「誰か」を見つけに走って伝える。 先生:「じゃあ、知らない人がお母さんが病気だよ早く乗って!と言ったら?」 子供達:「待ってて、誰かに言ってくる!」 →また「誰か」を探して伝える。 つまり知ら

私が思う必要な訓練は 
「知らない人についていかない」といった言い聞かせではなく
知らない人に誘われたら、「誰かに言ってくる!」と答えて、
誰かに言いに行く。 という訓練だと思うのです。
小学校でも、幼稚園でも、
先生:「知らない人に道を聞かれたら?」 
子供達:「待ってて、誰かに言ってくる!」 
→「誰か」を見つけに走って伝える。
先生:「じゃあ、知らない人がお母さんが病気だよ早く乗って!と言ったら?」 
子供達:「待ってて、誰かに言ってくる!」 
→また「誰か」を探して伝える。
つまり知らない人を疑う判断を子供にさせるのではなく 
「待ってて、誰かに言ってくる!」 
これを必ず言うことを教育するのです。
先の訓練では例えば周りに大人がいない状況を作り、 
職員室なりに大人を探しに行かせる。 
友達に伝える子には「50点!大人に言ってね」とダメ出しをする。
「待ってて、誰かに言ってくる!」という表現は 
相手が疑わしくても優しく見えても、 見知った人でも 
いずれにしても気遣いなく発しやすいです。 
「待ってて」という言葉が「相手への信頼」を示すからです。
かくして、 
良い人なら待ってますし、悪い人ならすぐに離れます。 
子供自身も「待ってて、誰かに言ってくる」と言ったからには
次の行動は即座に場を動くことになります。