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さて、悪者扱いされやすい添加物だが、健康食品に姿を変えれば大歓迎、ということもある。
忘年会などで、アルコール摂取量が多くなるこの季節、ウコンやクルクミン配合の健康食品、飲料を準備している方も多いのではないだろうか。
ウコンの黄色は、「クルクミン」という色素によるものだ。クルクミンは、「着色料」として「既存添加物」グループに登録されている。つまり、れっきとした「食品添加物」である。
クルクミンは、その機能性が期待されている。しかし、ウコンの効能と言われている肝機能の改善や、胆汁酸分泌の促進などが、クルクミンだけで効率よく実現できるのか、あるいは他にも未知の効能があるのか、完全には調べ尽くされてはいない。「現在、検証中」というのが正確な状況である。
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日本人の「国産」「天然物」信仰はスキだらけ