"衝撃の内部文書を11日、小池晃議員が委員会で暴露。まさに戦前の軍部の独走。 中谷大臣は答弁不能で散会。内部文書の『日程表』には、『8月に法案成立。2月に法施行。南スーダンPKOについては年明けの2月から新法制のもとで運用する』と記述
国会無視ですよ。この内部資料は統合幕僚監部が出していました
そんな大事なことを2+2と総理だけで決めてしまった。右も左もなく、日本の主権はどこになるのか、という話です
法案が違憲かどうかだけでなく、この国が属国か主権国家かが問われています
日米新ガイドラインがすべての出発点です。政府はあくまで『指針』と言いますが、今回、いかにガイドラインを実行するかを決める法案だということが率直な形になりました
中谷大臣が『突然のご指摘でございまして』と言いましたが、事前に提出し、配布していい、と言われたので配付したんです
オトボケだったんですか?
オトボケです。2時間も前に持っていたんです。国会では事前配付のルールがありますから
知らなかった、と中谷さんが言えば文民統制が機能していないことに
知っていた、と答えれば、やってはいけないことを知ったうえでやったことに。どっちをとっても行き詰まりです。答弁では承知していない、というようなこと言っているから大問題
これまで『武力攻撃事態等において運用される調整メカニズム(BCM)』から、日米新ガイドラインで設けられた『平時から利用可能な常設の同盟調整メカニズム(ACM)』へ変更されることが明記
調整メカニズムは有事に作られ、米軍と自衛隊が調整される。しかし今度のは平時からです。ここまではガイドラインに書かれている。しかし今回の内部文書では、運用を調整する「軍軍間」の調整所が設置されるという。これはガイドラインには出ていません
自衛隊がいつから軍になったのか。結局、日米の共同司令部ですよ。日米の軍備には圧倒的な力の差があるんです。主体的に判断なんてできませんよ。指揮下に入ることは間違いない。主体的な判断で空中給油なんてできるわけがない。指揮下でしかできない
『制服組』(自衛官)が実際の知識を持っているんです。米国とデータを共有しているので、事実上の指揮権が日本にあるとは考えられない。米軍の制服組を中心に決定されていくことになるのではないか
NSC(国家安全保障会議)での議論が形式的なものになる可能性が高い
これクーデターです。主権はどこにあるのか
米国と合意した。それがすべてなんです。国会は関係ない
全世界の戦費の50%が米軍。でも財政赤字でパンパン。GDPも17%程度。だから肩代わりする。それが日本の現状
従来、防衛大臣が統合幕僚監部や自衛隊に指示、承認、監督する際、文官の官房長や各局長の補佐を受けていたが、今後は制服幹部も大臣を補佐することに。専門的な軍事知識を持たない総理や防衛相は制服幹部の直言に反論できず、言いなりと化す懸念も
米軍と一体化した自衛隊が独走していく。そういう仕組が作られている。法的安定性や憲法を否定する政権と防衛省改革が相まってこういう暴走が進んでいる。その底にあるのは対米従属です。
真の保守は独立国にする、という覚悟があってこそ。対米従属の右翼なんて"