診断分類

診断分類というものも
たとえば組織染色と顕微鏡観察という方法が確立して成立するものだ
そのなかで、機能を裏付ける構造の特徴が論じられ
診断学が成立する。それが昔の診断学で、いまでも、模範である。
染色法もわからない、顕微鏡に当たるものもないという場合にどうなるか。
医療保険制度と製薬会社の都合が影響しないとは言えないだろう。
しかも、他国の医療保険制度のもとに成立した診断分類を
直輸入することの意義はどうか。
とはいえ、それを採用するしか、方法はない。