“ニュートンは「重力は瞬時に伝わる。
重力の伝わる速度は無限大だ。」と考えていました。
しかしアインシュタインは「重力の伝わる速度は有限=光速である。」という一般相対性理論を提唱しました。
たとえば、地球は太陽の回りを1年かけて公転しています。
太陽と地球の距離は約1億5000万kmであり、太陽の光は約8分かけて地球に届いています。
重力も光の速度で伝わるとすると、ある瞬間に太陽が跡形もなく消えてしまっても、地球は8分間、
何事もなかったように太陽の光を感じ、公転し続けることでしょう(8分後からは、まっすぐ飛び去ることになります)。”