“手話で600語以上の単語を習得した
ココというゴリラが研究者のムーリンと
「死」について会話した内容は
次のとおりです
ムー:念を押しますよ、
このゴリラは生きているの、
それとも死んでいる?
ココ:死んでいる さようなら。
ムー:ゴリラは死ぬとき、どう感じるかしら?
--しあわせ、かなしい、それとも怖い?
ココ:眠る。
ムー:ゴリラは死ぬと、どこにいくの?
ココ:苦労のない 穴に さようなら。
ムー:いつゴリラは死ぬの?
ココ:年とり 病気で。
どうですか
僕はこの部分を読んだとき
身震いしたのを覚えています
人間と同じじゃないか と
ちなみに手話の素は英語です
「苦労のない 穴に さようなら。」
の原文は
“Comfortable hole bye.”
となっているようです
良い言葉ですね
「苦労のない 穴に さようなら。」
いずれは僕も
「眠る」 そして
「苦労のない 穴に さようなら。」
といきたいものです
”
ゴリラの死生観
このゴリラのココに、「2人いる飼育員のうちどちらが好きか」を訊いたら「それは悪い質問。答えられない」と返したというエピソードが好き