肉骨粉製造の全国最大手業者「徳島化製事業協業組合」(岸小三郎理事長、徳島市)が国、徳島県・市から総額六十億円の無利子融資を受け、その融資返済分を県が補助金として与えるという異常な事態
徳島化製は、全国で二十社をこえる「岸化学グループ」の中核会社。
約四半世紀にわたり、徳島県は、徳島化製事業協業組合一社に50億円近い補助金を投入してきました。今日の一般質問後、徳島県議会の議案の質疑に立ったわが党の上村県議が、徳島化製への2017年度当初の補助金額と1994年以降毎年出されている補助金総額などを質しました。
安全衛生課、畜産振興課、商工政策課の担当部長が、判で押したような答弁をして、3課合計で、新年度6366万2千円、1994年から2017年度予算を含めると49億491万3千円になります。
実は、この徳島化製事業協業組合への県の補助金は、議会にも説明されず、他の補助金にもぐりこませていた、まさに「やみ補助金」。