婚活の世界では「20人会えば、必ず結婚相手とめぐりあえる」と言われている。

婚活の世界では「20人会えば、必ず結婚相手とめぐりあえる」と言われている。最初は「20代の女性がいい」「無口で男らしい人がいい」など、頭の中だけでつくり上げた「理想の相手像」に囚われていた人も、実際人に会うことで、「自分と同世代の女性のほうが話は合うな」「笑わせてくれるようなタイプの男性のほうが居心地はいい」など、自分の本音が見えてくるからだ。また、年齢や年収、容姿などの「スペック」に条件が固まっていないかも注意したほうがいい。結婚すれば、365日一緒にいることになる。となれば、「休日の過ごし方」や「結婚後の仕事の仕方」のほうが、よほど大事な条件だろう。現実に合わせて理想を下げるという意味ではなく、本当に重視している価値観や、自分らしく生きるために重要なことを見つめ直すこと。それらは実際に人に会うことで具体化され、考えずとも自然に優先順位も生まれるので、相手を見つける近道になる。裏を返せば、どんな人にも等しくチャンスがめぐってくるのだ。