<辺野古訴訟>裁判長「ほっとした ありがとう」異例の感謝 憤る傍聴席

<辺野古訴訟>裁判長「ほっとした ありがとう」異例の感謝 憤る傍聴席
 「ほっとしたところであります。どうもありがとうございました」。16日午後2時、多見谷寿郎裁判長は、約4分間の国側勝訴の判決言い渡しを安堵(あんど)の表情で締めくくり、県側代理人に一礼した。
 翁長雄志知事が敗訴した場合に「確定判決には従う」考えを明言したことへの異例の“感謝”に、県側代理人は硬い表情を崩さなかった。傍聴席からは「出来レースとしか思えない」と憤りの声が上がった。