「ただでさえ、日本は財政難で、他に回すべき予算はたくさんある。例えば待機児童の解消には、なかなか予算がつかないのに、五輪のためなら無尽蔵にカネが注ぎ込まれていくことに違和感を覚えている人は少なくないはずです。裏金の問題もあった。五輪事業でゼネコンは潤うでしょうが、それは一時的なこと。大会後の施設の維持・管理までゼネコンは責任を負わないので、“儲け逃げ”です。五輪開催の費用が最終的にどこまで膨らむか分かりませんが、そのツケは国民や都民に回されることになる。国家の威信のために国民が犠牲にされるのです」
結局、五輪は世界的に利権屋が儲けるためのイベントでしかないのだ。
細かいことを言う人間は世の中というものが分かっていないと、
日本は神の国という発言で有名な人が、理屈にならない理屈をいう。
五輪のためと言えば、何でもまかり通ってしまう。
スポーツで有名になった人は、現役引退した後の、
ポスト確保に忙しい。
円盤投げの室伏さんとかフェンシングの何とかさんとか、わかり易い例。