プログラミングを過度に奨励することは、現存するディベロッパーの窮状を無視したものである。
テクノロジーはもの凄いスピードで変化している。
ほんの数年前まで私はObjective-Cを使っていた。しかし、今では私が書いたほとんどのプログラムはSwiftで書かれたものだ。iOSディベロッパーへの応募者のなかには、これまでにObjective-Cによるコードを一行も書いたことがないものもいる。Swiftは習得しやすく、安全で、モダンな開発パラダイムをもち、Objective-Cにはないエレガントさを持ち合わせている。新しいディベロッパーが、Objective-C独自の不完全さに対処する必要がないのは良いことだ。だが、それはプログラマーという職業がもつ現実を無視している。