無意識

“「人間は、自分が知らないこと、わからない物事に不安を抱きます。無意識は、自分が自覚できていない、つまり『わからない部分』。そして、人間の心は、意識できる部分より、無意識の方がずっと大きいのです。しかし、日常的に自分がどんな時にどう物事をとらえ、どこに価値を置いて判断をして、どのように自分や他者、そして現実をとらえる傾向があるのかがわかっていれば、自分が見ている現実とは異なる見方や考え方、そして『現実』の存在に気付くこともできます。人は、自分の心であっても無意識はコントロールできませんが、意識された領域はコントロールができます。意識の領域が増えれば増えるほど、コントロールできる自分が増え、自分に対する安心感、擁するに信頼感が増してくるのです」”