これを撮り逃すわけにはいかない!

“昔、一般の人のビデオ投稿大会で、幼児がよちよち歩いてて 
何かにぶつかってひっくりかえってびえ~んみたいな作品が投稿されてた。 
ゲストの一人のお笑い芸人がちょっとマジに「かわいいけど、 
怪我なかったからよかったけど、お母さんビデオなんか悠長に撮ってないで 
子供があぶないとこに近づいてるのを止めてくださいよ」とコメントしたら 
やはりゲストで来ていた大島監督が「カメラ(ビデオ含む)には魔物が宿ってるんですよ。 
プロのカメラマンは目の前に危険な目にあっている人がいると 
『助けなきゃ!』より『これを撮り逃すわけにはいかない!』と思ってしまうんですが 
素人さんでも同じ反応になってしまうこと多いんですよね。 
そのことで後で自己嫌悪に陥ってノイローゼみたいになった人もいますし。 
カメラやビデオを撮るときには、そのことを頭のすみに置いておいた方がいいですね」 
みたいなことを言ってたな。 ”