"話を聞くということは、 教えないこと
カウンセリングマインド「話を聞く」というこは、「教えないこと」です。人を助けたいと思うような人は、やる気もあるし、経験や知識もあるし、そうすると、どうしても教えたくなります。 教えることが悪いわけではありません。でも、今はカウンセリングマインドを持って話を聞こうと思っていたはずなのに、いつの間にかあなたが話し始めている、教え始めていることがあります。 あなたが教え始めれば、相手は黙ってしまいます。
簡単には理解しないこと
カウンセリングマインド「話を聞く」ということは、「簡単には理解しない」ことです。あまたが良く経験豊富な人は、すぐ相手の話を理解してしまいます。わかったつもりになってしまいます。そうすると、相手の話が聞けなくなります。簡単には理解した気にならずに、しっかり話を聞きましょう。
相手のペースで話をさせること
カウンセリングマインド「話を聞く」ということは、「相手のペースで話をさせること」です。普通の会話は、お互いに同じぐらいの量を話します。でも、今日はあなたが聞き役です。 普通の会話では、相手に気を使い、冷静に順序良く話したり、相手を不愉快にさせないように、ユーモアを交えて話したりします。けれども、カウンセリングマインドを持った会話では、相手にこのようなことを要求しません。 泣きながらでもいい、怒りながらでもいい、ずっと黙りこくってもいい。すごい勢いで話し続けてもいい。その人が話しやすいように話してもらうのが、カウンセリングです。"