単剤主義

薬剤の単剤主義は、誰も逆らうことの出来ない金科玉条である
だから私も逆らわない

ここに書くのは単なる思考実験である

薬剤Xのプロフィールを X=(+A-B)としたばあい、Aには薬効あり、Bには副作用として悪影響ありとする。
つまりAは治る、Bは悪化する
たとえば、陽性症状は治る、便秘は悪化する、など
別の薬剤 Y=(+A+2B)
とした場合、+A=X+Y/2 である このように混ぜれば、便秘は生じない
効果として +3Aが必要な場合には、3X+3Y/2 を用いればよい

陽性症状、便秘の副作用、てんかんの副作用の三成分をA,B,Cとした場合、
薬剤X,Y,Zで最適ブレンドを決定できるなど、うまくいく場合がある。

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また例えば、薬剤Xとパーキンソン症状Bを問題とした場合、陽性症状Aとすると
たていての薬はX=+A-B なのであるが
別の薬Y=+A-Bがあって
+2Aの効果を得るために 2X, X+Y, 2Yなどの選択があるが
副作用を少なくするためにはX+Yがよいことがある

これは大雑把にBといっているが
X=+A-B1
Y=+A-B2
となっていて、-2B1や2B2 では副作用が出るが、

X+Y=+2A-B1-B2 となった場合には副作用が出ない場合がある

典型的にはセレネースとインプロメンなどで観察されていた。もう25年前の話である。
セレネース2ミリではダメ、インプロメン2ミリではダメ、セレネース1ミリ+インプロメン1ミリだと
副作用が出ないで、幻聴が消えるということがある。

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こういうことをいろいろ試していた同僚ももう死んでしまった。