"TPPの会合は、これで最後と何回か言いながら、あと一回だけ延長とか言い続け、
結局まだ続いている。昨日は、今日は徹夜で、これで最後、決めるしかない。
各国は、ゲームはやめてほしいとか、甘利大臣が語っていた。
残された課題である医薬品、乳製品、自動車で大きな前進があった、というのであるが、
バイオ医薬品については妥協ができたという
あとはニュージーランドが乳製品で「ごねている」というような意味のことを言っていた。
自民党は選挙の時は絶対反対だったが
いまはバスに乗り遅れるな、国益になると交渉妥結に向けて努力しているのだという
自動車でもうける替わりに農産物ではアメリカにもうけさせるということなんだろう
どの分野とどの分野を引き替えで、と交渉するのは、引き替えにされたほうは
つらいだろう
それぞれの分野で独立して合理性があるのだろうから
引き替えにしていいものだろうか、疑問も残る
いざというときに農作物なら絶対必要であるが
自動車を食べて生き延びるわけにもいかない
安全保障上のリスクもある
保守政党は代々伝わる日本のよきものを守るのかと思ったらそうでもないらしい
中国を外したグループと、日本を外したグループを作って、いかにもアメリカの
作戦通りという感じではある
前々から問題になっていたISD条項が国家主権を奪うものだとかの話も
マスコミから消えた
不思議なマスコミさんである
"