“都会の恐ろしさは「近所に知らない異常者が住んでるかも」みたいな「可能性の恐怖」なんだけど、田舎の恐ろしさは「ここにいる限り明日も明後日もこの関係性が続いていく」みたいな「確定性の恐怖」なんですねえ。”
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「対象xについて丁寧に語っている」のか、「対象xをダシにして私の思想を語ってる」のか
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若いヤツの多くが、無理して働いて自分の収入やステータスを上げようとしなくても追っかけられる趣味や道楽を選んでしまっているわけだよ。アイドルだとかスマホだとかラーメンみたいな狭いところに自分のテリトリーを限定して、その中だけで生きていこうとしているんだよな。
だから給料が少々下がろうが、税金が増えようが、そういうことは見ようとしないし、深く考えない。楽に稼いで、その範囲の中で自分の好きな分野だけを見て生きていこうってヤツが多いんじゃないか。なんで無理して富裕層にならなきゃいけないのか。自分の世界があればお金なんてどうでもいいと思ってるヤツばかりなんだよ。
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“最近きた依頼で一番、考えさせられたのが
「二度と呼ばれないようなお話をお願いします」
というご依頼でした。
こりゃ大変インパクトのあるご依頼なんですが、結構的確だなーと思うんですよね。
地域での問題って大抵は地域内に問題があるわけです。けど、そんなこと地域内で言っていたら「あいつは・・・」という感じで後ろ指を指されるわけで、基本的に仮想敵を作って日頃はトークしているわけですよね。大型店ができたとか、規制緩和が悪いとか、全て人のせい。自分たちが変化していないことが課題だなんて絶対にしない。ま、これが地域の皆が揉めずに済む。予定調和です。
が、誰しもどこかで「いやいや、やっぱり自分たちも悪いよな」「変わらないとヤバイよな」と思っている人もいる。
時にそういったことを地域で発言してみたりするが、かなり強硬に怒られたりして、言ったもの損だなということで二度と言わなかったりする。
けど、やっぱりどうにかしなくてはならないと思ったりしているわけです。腹の中では。
そこで、全くその地域には関係ない人間に依頼が来るわけです。そう、僕のような。
「あんな奴なんで呼んだんだ」と言われるような、グサリとくる話をしてくれ、と。思い切りガツーンと地域のエライさんにひるまずに頭を殴るような話をして欲しいと。”