良心的に生きる人を支える仕組みを作れないか

組織のしがらみの中では良心的に生きたいと思ってもできないことがある
現実を行きてゆくには生活費も必要であるし
歳相応の地位もない人生を想像すると良心的に生きることを諦めてしまうかもしれない

自らの良心に従いたいと思った時、経済的問題や社会的地位の問題を気にしないで
実行できるのは、もともとの資産家だけであろう
そうでない人の場合はどうしても決心が鈍るだろう

そのような場合、自らの良心に従い、事を明るみに出して組織を去るという場合、
その後の人生で、そのことをしなかった場合と同等程度の待遇が保証される社会であったなら
本当は理想的だと思うのである

東電問題や冤罪問題などで、内部の人間は情報を一番たくさん握っているわけだから
自らの良心にしたがって判断したいという人はいるだろうと思う
せっかくのその良い志を生かせないものかと思う

現実にどのような仕組みを作ればよいのかと考えれば
簡単ではないが

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たとえば天下りの仕組みは、入省年次によってだいたいの収入と職権が決まっているわけで、
本省に席がなくなったら、ほぼ似た程度の処遇になるような席を用意するということだろう

そんな感じの、別の道だけれども、あまり損をしたとも思わないですむような処遇がないものだろうか

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たとえばこれまでは理由があって存在していたが今後はむしろ存在しないほうが世の中のために良いというような組織の場合
税金で給料は全額出して、仕事はなにもしないでも給料分は保証されることにする
何か仕事をして収入があったら、その分は支給額から差し引く
そんなふうにしたほうがいいのではないか
という話も出るような、税金またはそれに類する収入で維持されている組織もあると言われている