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北九州市で5月23日以降に感染が確認された113人のうち、医療スタッフが約4割を占めている。高度な医療を担う特定機能病院である産業医科大病院(八幡西区)でも1日、スタッフ9人の感染が判明
門司メディカルセンター(門司区)、北九州総合病院(小倉北区)では、いずれも救急・入院患者の感染が判明し、濃厚接触した担当スタッフへのPCR検査で相次いで陽性が判明した。こうした事態を踏まえ、新規の外来・救急患者の受け入れを停止するなどしている。
「入院患者の中には症状がない感染者もいる。スタッフの感染判明までの経緯を調査し、もう一段の対策が必要になるかもしれない」
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ある方が新型コロナと診断され入院について保健所の方がお話ししたところ、どうしても入院したくないとおっしゃるそうです。
その理由は、ネコを飼っているけど自分が入院したら誰もネコの世話をしてくれなくなるから、というものでした。
「誰かにあずければいいのでは?」とお話ししたところ「コロナに感染しているかもしれないから誰もあずかってくれない」と言われたそうです。
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もともとコロナウイルスは様々な動物に感染することが知られており、イヌやネコ、ブタ、ラクダ、コウモリ、スズメなど動物に感染する固有の動物コロナウイルスも存在します
新型コロナウイルスは種の壁を越えて様々な動物に感染することが分かってきました。
SARSコロナウイルス、MERSコロナウイルスはいずれもコウモリが自然宿主と考えられています。
新型コロナウイルスも、遺伝子配列がコウモリの持つコロナウイルスに近いことから、自然宿主はコウモリではないかと推測されています。
SARSコロナウイルスはハクビシン、MERSコロナウイルスはヒトコブラクダが中間宿主と考えられていますが、新型コロナウイルスについては中間宿主が何なのか、あるいは存在するのかはまだ分かっていません。
イヌ、ネコ、トラ(動物園)、フェレット、ゴールデンハムスターなどで見つかっている。
ヒトに感染したとの話では、ミンクからヒトに感染した報告がある。
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PCR検査なしで退院可能
新たな基準では原則、発症から14日間が経過し、かつ症状が軽快してから72時間経過すれば、PCR検査なしで退院できる。自宅・宿泊療養の解除基準についてもこれに準じる。発症から10日たたずに症状が軽快した場合は従来通り、2回続けて検査で陰性確認できれば退院可能とした。
人から人への感染は、
・発症前の時期が45%
・発熱や咳などの症状のある時期が40%
・環境(高頻度接触面など)を介した感染が10%
・無症候性感染者からが5%
と推計されています。
発症から1週間を超えればほとんど感染性はなくなることが示唆されます。
というわけで、発症から14日以上経過していれば他の人にうつす可能性はかなり低いと言って良いでしょう。
以上より、発症から14日経っていればPCR検査をせずとも退院することは妥当と考えられます。
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というような情報があったのだが、
ある閉鎖領域で14日間のあいだ新型コロナの新規発生がゼロであった場合、
ヒト集団の中からウィルスは消滅したと「一応」考えてよいのだが
14日間ゼロだったのに、その後に新規に発生したとすれば、
どこに潜んでいたのだろうか
-発症前の人が他人にうつして、その地域から去ってから、発症した
-無症候性感染者からうつされた
あるいは、動物の中に保存されて、ヒトに感染した
さらには症状があったけれども我慢した
検査したが偽陰性だった
コウモリが宿主というのだから、コウモリの中には長期間存在できるのだろう
ネコに感染していた場合、ウイルスはどの程度の期間存在するのだろう
ヒトなら14日でウィルス消失として、ネコの場合、それが30日であれば、
その集団は30日間、他者との交流を切断すれば、ウィルスは消滅するはず
しかしその場合でも、理想的な閉鎖集団ではないので、他地域からヒトやネコが流れてくることはあるので
感染防御は破られる。
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感染経路を追う場合、「言いたくない」と「不明」をきちんと区別できないものか。
夜の接客業が問題と東京都知事は話していた
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