“
人間の不幸・不幸せにもいろいろな種類があり
さまざまに不幸せを総合すると、
各人で多少の違いはあるけれども、似たように不幸であると言えないこともない
しかし、その不幸に対しての対処はだいぶ違うような気もする
ほどほどのところで割り切って忘れることができる人と
いつまでも気にかけてエネルギーを吸い取られる人がいて
そのことで実質の不幸の度合いが違ってくる
不幸の構成として二段階あり
まず現実の実際の不幸
そして次にそれに対してどのように対処するかという点での不幸の拡大
現実の実際の不幸は、人生を通してみれば、誰にも降りかかるもので、灰色の濃淡はあるものの、みんな灰色だと言えそうな気がする
不幸に対する対処はそれぞれでかなり違う
あまりに楽天的で割り切りのいい人は反省が足りなくて
次にもまた同じような不幸を招く可能性もあるので
いいことばかりとも言えない
あまりに悲観的で感情を引きずる人は
物事に慎重であり次の不幸に対しては防衛的に対処できているのかもしれない
“