第2便の210人、病院やホテルへ
中国・武漢で在留日本人を乗せたチャーター機の第2便が羽田空港に到着しました。羽田空港から報告です。
チャーター機の第2便は日本時間の午前9時前に羽田空港に到着しました。チャーター機には、湖北省にいた210人が搭乗していて、関係者によると現時点で発熱や咳などの症状を訴えている人が12人いるということです。
この12人は、感染拡大を防ぐため、気圧を周辺よりも低くする陰圧機能を備えた特殊救急車などで都内の病院に搬送されて入院し、詳しい検査が行われます。また、ほかの症状を訴えていない人も東京・新宿区にある国立国際医療研究センターにバスで移動し、ウイルスに感染していないか調べるための検体の採取などが行われる見込みです。
29日、武漢から日本に到着した人のうち症状がない人のほとんどは、千葉県勝浦市の勝浦ホテル三日月に滞在していますが、関係者によりますと、30日以降に帰国する人については、ホテルに加えて東京・府中市の警察大学校や東京・北区にある財務省の研修施設などを滞在先にあてる方向で調整が進められているということです。
また、関係者によりますと、中国での検疫の結果、咳や熱の症状があった2人がこのチャーター便に乗れなかったということです。
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第2便帰国者の中で千葉県のホテルに収容された人たち、ホテルの収容人員より多くの人がいるため、一部の都は「相部屋」になったとのこと。潜伏期間を隔離して過ごしてもらい、経過を見るという趣旨なのに、「相部屋」とは、ありえない話だとの批判が出ている。武漢で過ごしていたし飛行機も同じだったしとも言えないこともないだろうが、せめてもう少し配慮できないか。
韓国では収容施設周辺の住民が反対運動を起こしているという。