“「否定的な言葉が口ぐせになっていたら、 肯定的な口ぐせに変えていきましょう」という話をしました。 これは決して、「悲しいとか辛いとか、そんな言葉を使わない方がいい」 という意味ではないというのがわかっていただけたと思います。 自分自身を整理するために、自分の感情と向き合い、今感じている感情 を言葉にしていく。 悲しいときは「悲しい」と。辛いときは「辛い」と。 これは、とても正直で、自分に対して誠実で、そして前向きなことだと思 います。 一方、今感じている感情とは関係なく、「悲しい」「辛い」が口ぐせにな っているとしたら、あらためて今感じている感情に焦点を向け直し、感じ られるままを言葉にしていくことから始めてみることをおすすめします。”