保守と革新

政治の立場としての保守と革新はいろいろな意味がある
そもそもはフランス革命が革新の立場
その時、ギロチンはあんまりだろうと考えたイギリスの人たちは保守の立場
アメリカで言えばフランス革命を引き継いだ立場が保守・コンサーバティブ・小さな政府・チャンスの平等・最大の自由
北欧型の福祉社会を目指すのが革新・リベラル・大きなな政府・結果の平等・制限された自由
日本で言えば戦後の経済復興主義が保守
だけれども
明治時代を目指す復古主義的立場の人も保守を名乗ったりする
自由民主党はリベラル・デモクラティック・パーティだからリベラルと名乗っている
どの意味でのリベラルなのか今となってははっきりしないが
貴族などの身分制度は採用しないという程度の意味だろうか
天皇制、憲法9条について
保守は天皇制維持、憲法9条維持、アメリカと安保維持
革新は天皇制否定、憲法9条維持、全面講和、
などの対立がああったものだが
現状では全体が右シフトして、
保守は天皇維持、憲法9条否定、アメリカ追随主義
革新は天皇維持、憲法9条維持、アメリカ追随主義
とう言うわけで、
かつての自民党の立場を革新勢力が継続している
それぞれの時代、それぞれの地域で
どちらかといえば現状維持的な人たちとどちらかといえば進歩的な人たちの区別が
保守派と革新派の区別で、相対的なものでしかない