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人間の存在感というものは
人間の縄張り性と結合していて強固なものではないかと思う
声、音、見た目、におい、存在感、実在感、プレッシャー
東京のサラリーマンの多くは満員電車などで存在感を消去する方向で努力している
逆に、遠くからでも存在が分かるような、強烈な人たちがいて、
そのような人たちは、実在感が強烈であるように日々努力している
無視されるのが非常につらい
他人の存在を感じすぎてつらいとの患者さんもいる
たとえば、玄関は違うものの、壁一枚を隔てて隣の部屋に人間がいることがまざまざと強烈に感じられて
たとえば、玄関は違うものの、壁一枚を隔てて隣の部屋に人間がいることがまざまざと強烈に感じられて
そのことがつらいと語る
また自分から漏洩する何かが他人を不愉快にしていて申し訳ないと悩む患者さんもいる
視線とか匂いとか、場合によっては考えが、自分から漏れて出て、他人を不愉快にすると確信している
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