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厚労省の毎月勤労統計の不正が露見して以降、次から次へと我が国の基幹統計での不正が明らかになりつつある。総務省が基幹統計、すなわち、国政の判断材料として利用する最も重要な統計として指定する統計は55。そのうちの4割で不正が発覚したというのだから驚くしかない。
それはそうなんだけれども、4割が不正であったとどうして分かったのか。そして、なぜ今まで不正があると声を上げなかったものか。
不正をした人たちはもちろん悪いに決まっているが、
分かっていたのに黙っていた人たちも、かなり悪い。
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