なにも起こらなければいいが なにか起こっても、まあ、そうだろうなというくらいの備えをしたい

2018年12月の世界株価下落と2019年1月の急激な反発
これを偶発事と見るか予兆と見るか、意見はあると思う

私はでサインだと見るけれども

アクシデントと見る人は年末年始で参加者が少なくなったときの偶然の出来事と説明しているようだ

リーマンショックを過ぎてからあとのアメリカの株価チャートは

いくらなんでも上がりすぎていると思う
お金持ちはいろいろな課外活動で忙しい
ゴルフ、パーティ、チャリティ、教育など、名士として活動するので
資金の移動などは専門家に任せて
だいたい年に4%くらい確保してもらえば正当な報酬を支払うだろう
マーケットを動かしている人たちは自分の資金を投入するのではなく
他人の資金を運用するのだから
一本調子の上がりだけでは食べていけない
それは簡単すぎる
専門家に任せないと損をしますよという証拠を定期的に見せないと
だれも専門家に報酬を払わなくなる
自分で友人や雑誌情報などを参考にして一年に一回くらい資金を適当にバランス調整しているのでは
間に合いませんよとリーマンショックなどを引き合いにして説明する

多分そんな理由でそろそろ大きな調整が必要ではないか

マーケットには波が必要である
材料としては英国ブレグジット要因、中国要因、ブラジル要因、トランプ要因など考えられるが
トランプは3年目だ。4年目だともう改選が近いので3年目で大変動が起こり
トランプはおかしなことをやるとか、トランプは異変を止められなかったとか、
どちらにしてもトランプのせいにすれば面白いだろう
そして4年目はトランプは苦い経験を経て立派な指導者になったとみんなで協調すればいい
日本要因はあまり考えられていないのが寂しいけれどもそれは仕方がない

なにも起こらなければいいが
なにか起こっても、まあ、そうだろうなというくらいの備えをしたいものだ

カルロス・ゴーン氏の話題も不思議だ
国際ビジネスマンが個人では使い切れないくらいの資産の運用で
日本のローカルな銀行を使ってなにかするのだろうか
やるならそれなりの方法というものがあって
誰にどのような費用を支払うかも決まっているだろうと空想するが
それがうまくできなくて仕方なくということなのか
アメリカの元弁護士で北米日産社員だったケリーさんが右腕とかなかなか不思議な話ではないか