うつ状態と躁状態は反対の二つのものと考えるのではなく
実際にあるのは躁状態の増減であり
躁が多すぎると躁状態
躁がふつうなら普通状態
躁が少ないとうつ状態
と呼び分けているだけである
という意見がある
甲状腺機能低下症と甲状腺機能亢進症は分かりやすい命名である
躁成分亢進症と躁成分低下症と言えばわかりやすいと思う
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上記系統のうつとは別に
貧困妄想、罪責妄想、疾病妄想を伴う精神病性うつ
性格に起因するうつ
環境反応性のうつ
身体因性のうつ
最近ではADHDの二次障害としてのうつ
などを区別することができそうである
いずれも躁成分の減少が共通点なのだろう