学問芸術と世間

学問でも芸術でも言えることだけれども
第一の問題は発想で
第二の問題は説明力で
第三の問題は世間の認定である
発想はあっても説明力(プレゼンテーションの能力)のない人もかなり存在する
発想はないが説明力だけある人もいる
最終的には学会とか世間が認定しないと外部の世界の人にはわからない
口下手でどうするか
科学の世界では最終的に追試をして再現されれば認定されるのだから
説明力はどうでもいいようなものだが
有力者の後押しがあるとかそんなことが決定的な重みを持つこともある
世間の認定という点では有力者の後押しだとか説明力が大いに役立つ
中身は何もないとしても
中身があるふりをしていればいいだけのこともある
全くくだらない世の中であるが
そういう人を求めているのが世間であるから
そういう人が出現するのもやむを得ない
あまりに先に進んでしまった芸術家は認められない
先輩に尽くす芸術家は認められやすい
世間の求める芸風を確立すれば認められやすい
あたかも芸能人である
世間の求めるものが真の芸術だとする考えもある
100年後の世間が認めるものが自分の芸術だと信じる人もいる
世間など関係なく芸術は芸術だと信じる人もいる
世間の求めるものを提供すれば経済的には潤う
世間と関係なく芸術や学問をしている人は経済的には恵まれないので別の方面で生計を立てる必要がある