“「何もしない人ほど批評家になる」 自分がバカにされないことに意識を集中する。 これが劣等意識がもたらす「引き下げの心理」なのです。 部下の行動、妻の言動、何かのコラムに批評することで 「自分の方が偉いんだ!凄いんだ!」と自分で確認しなければ、気がおさまらない。 だから、良いところより、批判することにのみ、すぐに意識が向く。 なぜ、人を誉めること、よい所を認めることにこれほど、ある人は抵抗感を持つのか。 誉めないまでも、一つの考え方としてとらえる事ができないのでしょう。 演劇や舞台の批評文ばか

“「何もしない人ほど批評家になる」 自分がバカにされないことに意識を集中する。 
これが劣等意識がもたらす「引き下げの心理」なのです。 部下の行動、妻の言動、何かのコラムに批評することで 
「自分の方が偉いんだ!凄いんだ!」と自分で確認しなければ、気がおさまらない。 
だから、良いところより、批判することにのみ、すぐに意識が向く。 
なぜ、人を誉めること、よい所を認めることにこれほど、ある人は抵抗感を持つのか。 
誉めないまでも、一つの考え方としてとらえる事ができないのでしょう。 
演劇や舞台の批評文ばかりを見て、あの舞台はキャスティングミスさ、 
台本の流れが問題さと、退屈と苛立ちにアグラをかいて、人を批判するより、 
一生懸命作っている演出家や出演者の方が人生を楽しんでいるし、心からの友達も多いはず。 
何もしない人ほど批判精神ばかりを育てて、人生を孤独にする傾向があるのです。 
批判ばかりがクセになると、自分の小さな行動に対しても「くだらない」「意味がない」 
と自分にも批判精神は向いてしまい、自分の前向きなエネルギーまでもが枯渇します。